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インビザラインのメリット・デメリット

  • おとなの矯正

こんにちは!寒さの厳しかった日が続きましたが、最近暖かくなってきて今週には春一番が吹くとされているようですね。

 

今回は、インビザラインのメリットやデメリットについて説明させていただきます。

現在、Ⅱ期治療(永久歯に全て生え変わった後の矯正治療)では、歯にブラケットという装置をつけて、そこにワイヤーを通すことによってワイヤーの力で歯並びを改善するマルチブラケット装置による治療と、透明のマウスピースを指定の期間で交換して歯並びを改善するインビザラインによる治療の2種類があります!

インビザラインは、マルチブラケット装置と比べ、新しい装置です。

マウスピースをつけているだけで歯並びを改善できるなら、マルチブラケット装置よりも目立ちにくい装置でさっと終わりそうで、なんだかシンプルで楽な装置のように感じませんか?

もちろんそのようなことはなく、期間や時間を必ず守って使用しなくては歯は全く動かないため、自己管理が非常に重要です。

また、マルチブラケット装置よりも取り掛かりやすいため、矯正治療の経験が浅いDrでもインビザラインによる矯正治療を行なっているケースは少なくないです。インビザラインに限ったことではないですが、矯正治療は歯科治療の中でも専門的な治療です。

矯正治療をする際は、先生の症例数や経験、資格等をしっかりと調べ、選ぶことが大切です。

さて、話が少しずれてしまいましたが、マルチブラケット装置と同じようにインビザラインのメリット・デメリットもございます。

先にまとめて見ると…

<メリット>

・見た目が目立ちにくい

・マルチブラケット装置よりも痛みが少ない

・マウスピースは取り外しができるため、矯正治療前と同じように食事や歯磨きができる など

<デメリット>

・自己管理が大変

・費用がマルチブラケット装置よりもかかる など

 

このようにまとめられますが、マルチブラケット装置より見た目が目立たなくて、痛みも少ない装置だったらインビザラインの方が楽で簡単な装置に思えますよね…

実は全くそのようなこともなく、過去にもインビザラインで矯正治療を始めたものの、途中で続けることが難しくなってしまい、マルチブラケット装置での治療に変更された患者様もいらっしゃいます。

インビザラインからマルチブラケット装置への変更は自体はほとんどの場合可能ですが、途中で使用する装置の変更をするため、治療期間が長くなってしまうことになってしまたり、追加の費用がかかったりしてしまいます…。

インビザラインは、指定のマウスピースを1日に20時間以上使用して、1週間に1回ずつ少しずつ形の違うマウスピースに交換することによって歯並びを改善していく治療です。そのため、1日の使用時間が20時間に満たない場合や使用期間が短い場合は歯が動かず、段々マウスピースの合いが悪くなってきてしまいます。

マウスピースの合いが悪いと、マウスピースが歯をしっかり掴むことができなくなるため、歯が動かず再度型取りをし直してマウスピースを作り直すことになり、結果治療期間が延びてしまいます。

インビザラインで治療をスタートする際は、ご自身の日常生活にマウスピースの着脱を自然に入れることができるのか、しっかりと考えてから治療をスタートすることが必要です。